涙は出るけど、心は冷静

先日、ふと昔のことを思い出していたら
涙が止まらなくなりました。

でも、不思議と我を忘れてはいなかったのです。
悲しみにくれてもいない。

ただ

何かに泣かされている

という感覚に陥り
ティッシュ10枚くらい使ってボロ泣きしていました。

その涙のきっかけになった事件について書きます。

僕が26歳、大学5年生の時。

3年遅れて大学に入り
さらに1年遅れて卒業する予定でした。

教員免許を取ってから、教員採用試験をどうしようかと
駅のホームで考えごとをしていた時でした。

僕は教員には絶対になりたくない。
でも周りに薦められて教員免許は一応取った。

だから塾講師の就職活動もした。でも落ちてしまった。

大学院にも行きたかったけど
教授に「リアルな学生を見て来い」と止められて。

だとすると卒業しても教員くらいしか道は無い…

そんな時、自問自答が始まりました。

理性と本能の格闘

諦めて教員やるか?

それは絶対にイヤだな

やっぱ大学院もダメだよな

今さら目指したって金も学力もないしね

英語も中途半端…

もっと出来る人なんてたくさんいるし
こんな英語力で英語教師なんて名乗れないだろう

ただでさえ年齢のハンデがあるのに
こんな状態で卒業してやって行けるのか?

俺と同じ能力を持った新卒現役生がいたら
そちらを取るだろうなぁ…

ギターもやろうとしたけどダメ…

履歴書に書いてないことあるもんな、お前。

中高のエリート同級生は
とっくにバリバリ働いている…

偏差値70の高校から
偏差値45の大学行って4年遅れて卒業ってお前何やってんの?(笑)

俺は一体何をして来たんだ?
何が誇れる?何をしたい?何のためにここまで来た?

 

 

意味無くね?

…え?

お前、何やってもダメじゃね?

そ、そんなことない…はず。
俺だっていろいろ挑戦してきたし…

だってさ、全部ダメだったじゃん。教員やりたいわけじゃねーんだろ?

親にめちゃくちゃ金使わせてさ。
何様のつもり?いつまでこんな状態続けるつもり?

そんな…俺だってわざとこんなことしてるわけじゃ…

だって、ダメじゃん。

そんなことない、だって英語だって…

ダメだろ?

高校のころは死に物狂いで生きてたわけだし…

誰にも理解されないだろお前の症状なんて

 

じゃあ、あれは…

ダメ

じゃあ、あれは

ダメ

これだって

ダメ

 

じゃあ、俺って…何も無い?

そうお前は生きる価値なんて無い

そんなはずは…

だってそうだろ?
みんなやりたくないことだって一生懸命やってんだよ。

お前何わがまま言ってんの?
何にもやりたくないなら今ここで死ねば?

そんな、そこまで言わなくたって…

死ねよ

やめろ

死ね

やめろよ

死ね!

うるさい!俺だって…!

死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!
お前なんか生きる価値無し!死ね!

そんな…

死ね!

そんなことない…

死ね!

俺だって、頑張って生きてきた…

黙れ、死ね!
何も出来てねーじゃねーか!!

昔は…

昔なんてどうでもいい!
今のお前に価値が無いことが全てだ!
つべこべ言わずに早く死ね!

やめてくれ…

死ね!

逃げ道が…

死ね!

無い…

早く死ね!

やめろ…

死ね!

やめ…

死ね!

 

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!

 

…目の前に飛び込んだら…楽になれるのかな

そーだよ。ちょうどいい。
電車が来たら飛び込め!

俺は…

早く死ね!

 

 

…いやだ

死ね!

いやだよ、こわいよ

死ね!

やめろ!!!!

死ね!

 

死ぬのはこわいよイヤだよ

 

うるさい、早く死ね!!!

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

 

 

やめろ!!!!!!!!イヤだ、死にたくないこわいいたいのはいやだみんなにめいわくをかけるしこんなことかんがえたくないでもじぶんがいきているいみはもうないそんなことはわかってるでもしにたくないしにたくないこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいしぬのはこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい

 

 

早く死ね!!

いやなんだよ!!!黙ってろ!!!!!

 

 

わかったよ…俺はクズ人間なんだろ?

誰にもこんな人生理解されない。
そういうことなんだろ?

何やっても中途半端な
生きてる価値が無い人間なんだろ?

もういいよ、それでいい。
俺はもうクズでいい。

これからの人生はオマケだ。
ボーナスステージだ。

だからもう…黙っててくれ…

 

そうやって観念したら
悪魔のささやきは止まりました。

こんな脳内のやり取りをして
何とか自殺を思いとどまった僕は
今、ここに生きています。

おそらくさっき涙が止まらなくなったのは
僕の意識がというよりも、僕の魂が

「やっと僕の心に気付いてくれたんだね」

と、喜んでくれたに違いないと思っています。